・10分単位の契約で、勤務時間を114.67と入力した際の計算結果がずれていた。
月の時間単位に応じた計算を行っているため、入力した勤務時間で計算が行われない場合があります。

時間単位が10分の契約の場合、114時間40分でも114時間49分でも金額計算するときは、
114時間40分が精算時間として使用されます。
上記と同様に、入力値が114.67、または114.81（114時間49分相当）であったとしても、
金額計算自体は114.6666666666（114時間40分相当）で行われます。
そのため計算結果は、勤務時間として入力した114.67を基にした計算と異なるものになります。

上位会社より「114.67で計算してください」と指定された場合は、お手数ですがExcel等を使用して別途計算し、
「小計」、「消費税」、「合計（請求金額）」を手動で修正してください。

・勤務時間を114.67で登録していたのに、更新時に114.66になった。
「請求情報 編集」画面において、勤務時間のラジオボタンを小数入力（○○○.○○時間）ではなく、
○○○時間○○分を選択した状態で、請求情報を更新したことが原因だと考えられます。

勤務時間入力時に、114.67と小数で更新後、再度請求情報の編集画面に遷移すると、
114時間40分と114.67時間が表示されます。
この時に、114時間40分側のラジオボタンを選択した状態で編集を確定すると、114.66として更新されます。

補足となりますが、仮に小数第二位までとしまして、小数と分の対応については、
小数が0.00～0.99までの100個あるのに対して、分は0～59までの60個しかありません。
残りの40個は、分と対応しない小数になってしまいます。
そこで、今回問題となった0.67の部分について、請求ナビでは
40分が0.66
41分が0.68
として定義しております。
そのため0.67という数値と対応する分がありません。
※小数で、0.67時間を入力されたものを時間に直すと、40分として表示する仕様です。

以上の理由より今回の事例では、勤務時間に114時間40分と入力した状態で請求情報の編集を確定したことにより、
勤務時間が114.66として上書き更新されたことになります。